同志社大学大学院社会学研究科パンフレット
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本山:そうですよね。私は実は学部のときは照れくささがあって、発表などは割と消極的でした。院に入ると自分が思っていること、聞きたいことはどんどん口に出さないとやっていけなくなる。結果、学びがとても深められたのではないかと思います。許:深いところまで討論でき、学べるというのは院の魅力の一つですね。本山:しかも、中川先生のゼミは比較的穏やかで、あたたかく見守ってくださる感じがあって(笑)。さすがに修士論文の提出前は厳しかったように思いますが。中川:演習の雰囲気は先生によりますからね(笑)。だけど、総合演習の時間は緊張したでしょう?全教員・全大学院生が参加する中で発表をするわけですから。先生ごとに専門が違うから、いろんな視点からの指摘が出てきますし。本山:いつも胃が痛かったです(笑)許:私は博士課程(前期)の1年目なので、総合演習ではまだあまり長い時間の発表はしていません。自己紹介や研究テーマを簡単に説明して終わったと思います。参加するたびに、発表に対し先生方からの鋭い指摘や丁寧な説明があるなと思います。来年の発表を考えると緊張しますが、ただ、そういう指摘があるからこそ、自分の研究に足りないところを見直せるのかな、と。本山:それはその通りで、総合演習がなかったら私は修士論文を書けてなかったんじゃないかと思います。似たような分野の方のコメントはもちろん、まったく違う分野を専門にしている先生方のコメントも勉強になったり、励みになったりしました。中川:本山さんは研究と並行して小学校の教員免許の取得も頑張っていましたよね。修士論文は大変だったろうと思います。本山:かなりギリギリに完成させました。最後の2か月はもう本当に大変だったのですが、院の3年間を無駄にするわけにはいかない、と必死でした。今でも、4万字の修士論文を書き切ったことは大きな自信になっています。許:私はこれから修士論文を書くのですが、院での研究は苦しいけど、面白くて楽しいと思っています。自分なりにどう研究を進めていくかも自分で調整していけるので、そこはすごくいいなと。本山:院生もひとりの研究者として扱われるので、先生も割と院生の好きなようにさせてくれるように思います。研究テーマ、スケジュール、手法、自分で全部決めていくのは厳しいけれども、楽しくもある。自律心が必要な場所だと思います。さらに、院に来なければ会えなかったであろう研究者の方とお会いできる機会があるなど、院でしか楽しめないこともたくさんある。中川:大学院で学んだことがきっかけで仕事やキャリアが変わった人は多くいます。院に進むことを特別なことだと思わず、「もうちょっと勉強してみたい」という気持ちで来てもらってもいいのではないかと思います。17院の魅力は、指導教員や院生同士の討論を通じ学びを深めていけること許:私は外国人なので、日本人とのコミュニケーションにズレを感じることもよくあります。知識や考え方の違いをどう伝えて討論するかは難しい問題で、これは私の研究テーマにも通じると思っています。だけど院は割と少人数で授業をするから、先生ともじっくり話せるのがいいですね。丁寧に、スムーズにコミュニケーションが取れるのかなと感じています。

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