同志社大学大学院社会学研究科パンフレット
15/28

15日本の高等教育におけるオンライン国際共修授業(Collaborative Online International Learning)の効果とカリキュラムにおける役割について研究しています。当該教育手法を用いたプログラムは、従来の留学プログラムに比べ、より多くの学生を対象に実施できることから、日本では2018年ごろから新しい国際教育の手段として注目を集めるようになりました。とりわけ、2020年頃に始まった新型コロナウイルス感染症の流行により、海外渡航が制限されたことをうけ、留学に代わるオンラインを用いた国際教育プログラムが多くの大学で導入されるようになりました。私の研究では、当該教育プログラムの受講者に対する質的調査の結果を手掛かりにその教育効果を検証し、海外渡航が正常に再開されるポストコロナ禍における当該教育プログラムの活用方法について検討します。博士課程(前期)教育文化学の基礎を固め、教育分野における高度職業人を目指す博士課程(前期)で学ぶのは、多文化共生社会における教育文化による人間形成を研究するための基本となる知識や方法です。博士課程(前期)ではまず客観性と独創性がある研究テーマを自らの興味や経験に基づいて選び、その研究に必要な諸理論を学んだ上で、学際的方法に基づいて分析・解明し、体系的にまとめて修士論文を作成します。そして学んだ知識をもとに、学際的な視野を持ち主体的に活動できる高度職業人を育成し、学校等の教育機関や様々な組織で活躍できる人材形成を目指します。自ら問題を発見し、体系的に分析して修士論文にまとめる博士課程(前期)の授業は、必修科目と選択科目の2つに大きく分けられます。必修科目で学ぶのは、教育文化学専攻で研究するために必要な基礎的理論、研究方法などです。授業を通じ、自ら問題を発見し、分析・解決できる基本的な能力を身につけます。選択科目で学ぶのは学際的な知見をもとに多文化間の相互理解を推進できるような知識や能力です。最終的には修士論文作成を通じ、幅広い知識と手法の習得を目指します。博士課程(後期)より知見を高め、ハイレベルな研究職・教育者へ博士課程(後期)の目的は、博士課程(前期)で得た理解・能力をさらに高めることです。多文化共生社会における人間形成・相互理解のためには、さまざまな文化への理解は必須です。教育文化の分野で新しい知見を提供できるようになるには、より専門的な研究と学際的な幅広い視野・知識は欠かせません。それぞれの専門テーマに対する理解や調査・研究能力をよりいっそう磨き、新しい知見を提供できる研究者や教育者の育成を目指します。深い知識と理論を元に研究を進め、論文にまとめ公表する博士課程(後期)での授業は、研究指導科目と授業科目に分かれます。研究指導科目の目的は、教育文化学特殊研究を通じ指導教員からより専門的な指導を受け、深い知識と理論を探求することです。授業科目ではさまざまな学際的な側面から知識と技能を習得し、多文化共生社会における教育文化による人間形成を理解し、多文化間の相互理解を推進していくレベルに到達することを目標としています。最終的には、博士論文を作成し自分の研究成果を公表することが目的です。教育文化学専攻〈留学中〉博士課程(前期)田中 源大オンライン国際共修授業の効果とカリキュラムにおける役割大学院で学べること私の研究計画

元のページ  ../index.html#15

このブックを見る